ユノキ

〜心を鷲掴みにするコントラストの世界〜

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人のお手伝いでデザインフェスタに行った時に、イラストブースを見て、「こんな素敵なイベントがあるんだ」と感動したんです。

皆さん、自分がいいと思ったものを堂々と出していて、その姿がカッコよく見えました。

興味を持って調べていたら桜Exhibitionに出会ったんです。

本業はデザイナーです。

大学でデザインの勉強をして、その時は楽しかったです。

ポスターやパンフレットを作ったり、架空のブランドを立ち上げて、そのマーケティングをしたり。

就職したときに、そのまま活かせましたね。

フリーのデザイナーになったことで、仕事に向き合う姿勢が変わりました。

仕事が自然に回ってくるわけでもなく、いただいた仕事の次があるのかもわからないんです。

すべてが自分の責任だから誰のせいにもできません。

ただし、やったらやっただけ自分のものになるから、「頑張るしかない」と前向きになれました。

フリーになってから、軌道に乗せるためにガムシャラに仕事をしてきました。

去年あたりからやっと落ち着いてきて、振り返ったら5年くらい仕事しかしてなかったんです。

イベントに行って、「私、イラストが好きだ! 描きたいんだ!!」って思いがこみ上げてきて、何年かぶりに絵を描き始めました。

インパクト重視ですね。

仕事柄、いかに人の注目を浴びるかを意識しています。

パッと見て、「これなんだろう?」と心のフックに引っかけたいです。

街中の雑多な空間で目立つような、コントラストがはっきりした絵が好きです。

イベントでお客さんの生の声が聞けるのが好きです。

友達同士でブースにいらして、「どのイケメンがいい?「私はこのイケメンがいい」など、会話を聞いているだけでニヤニヤしちゃいます。

こういう職業をやっているとエンドユーザーさんに触れる機会って少ないんです。

いい意見も悪い意見も聞けるのは勉強になります。

最近、表紙ってイラスト調のものが増えてきてるように思えるんです。

その視点で、本の表紙をやってみたいというのが今のところの目標です。

出来れば自分で描いた絵の本の装丁を自分でする。

ポップもポスターも自分で作って納品したら面白いですね。

それが出来たら幸せです。

「コストダウンもできますよ」と(笑)。

編集あとがき

インタビュー実施月:2014年5月

ユノキさんは久しぶりに絵を描き始めた時、デジタルのイラストの塗りが進化しすぎていて、一度は絶望しかけたとか。
様々なサイトをめぐって絵の描き方を見て、また学んだのは、何よりも絵を描くのが楽しいという気持ちだったそうです。

Interview supported by:

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Creator Profile

ユノキ(Yunoki)

性別:女性

大阪府

サークル名:ユノキ

HP http://yunoki001.blog.fc2.com/
twitter https://twitter.com/yunokiiiinaomi

商業活動:

主に関西コミティア、デザインフェスタに出展。




Creators