toMoka

〜ハッキリとした輪郭が生み出す、色鮮やかな少女たち〜

Share Button

ずっと文房具が好きだったんです。

ステーショナリーグッズに使えるような絵を描いていました。

中学生になった時、画材に興味を持ち始めて、画材を使うためにどんどん絵を描いて…

マーカーから入って水彩や油彩に移っていきました。

専門学校はイラストコースに通っていて、ゆるキャラのようなものを描きたいな、と。

卒業後に1年そこで助手をやってから就職しました。広告会社、DTPの会社です。

その時にイラレ(Adobe Illustrator)と出会って、自分で買って勉強して覚えていったんです。

ゆるキャラは線が太いのが多くて、私も太い線で描きたかった。

イラレは向いているんです。

何を描いていくか迷う時期は多くの人に訪れると思います。

私も何を描いていいかわからなくなりました。

描いていてもっと楽しいものがあるんじゃないかって。

そんな風に迷ってきた時期は、とにかく色々な媒体を見ていました。

美術館や博物館にもヒントを探しに。

そんな時にガールズイラストと出会いました。

中原淳一さん、ミヤモトヨシコさんのイラストを見て

「私にもこういう絵が描けたら幸せだなぁ」と。

オシャレでかわいい。

大切にしていることは、とにかくシンプルに。

色をたくさん使わないようにしています。

私の場合はですが、ごちゃごちゃ描くよりも色を少なくした方が画面が締まるかな、と。

何を目立たせたいのか、それを意識して描くようにしています。

本当に初めて参加したくらいの展示会、横浜赤レンガ倉庫でのiPhoneケース展が転機でした。

そこでiPhoneアプリのお仕事をいただきました。

初めてのガールズイラストのお仕事。

そこから、この絵柄でやっていこうと決意したんです。

展示会では、出会えなかった人たちと出会えます。

自分の作品が他の方の展示を見にきた人の目に触れるんです。

インターネットだとダイレクトに、対象の人の作品だけになってしまうけど、たまたま見にきてもらえます。

意外な広がりのチャンスですね。

編集あとがき

インタビュー実施月:2014年6月

toMokaさんは、歴史物が大好きだそうです。
布陣図や戦の特色を調べたり、ひたすら戦国事典を読んでいるのだとか。
絵巻や家紋からのインスパイアもあるみたいです。

Interview supported by:

Share Button

Creator Profile

toMoka(トモカ)

性別:女性

東京都

サークル名:lyric girls(リリックガールズ)

HP  http://karappo55.com/
twitter https://twitter.com/toMoka_info
facebook https://www.facebook.com/pages/Illustrator_toMoka/151164008270488
tumblr http://www.tumblr.com/blog/karappo55

商業活動:

ガールズイラスト中心に書籍やWeb、スマートフォンアプリ、電子書籍などで描いております。
主な実績
書籍 たまごクラブ「わたしの恋愛履歴書」カットイラスト
スマートフォンアプリ 塩澤麻衣さん監修「美のタロット心理学」タロットカードイラスト
スマートフォンアプリ 「桜倉ケンの恋に効くタロット占い」タロットカードイラスト
電子書籍 「ガラシャ物語2 狂想」著:花房観音 表紙イラスト
電子書籍 「ガラシャ物語13 狂恋」著:花房観音 表紙イラスト




Creators