猫屋くりこ
〜ぬくもり溢れる世界に 僕らは目が離せなくなる〜
「透明感があって、ずっと見ていたくなるような絵」
これが私のテーマです。そこにちょこっと毒もいれつつ。
出す展示会によって来る人は違うので、どういった作品を出すと、より人の心に残るのか考えます。
できれば沢山の人の心に残りたいと思っています。
私の絵で、見る人に喜んでもらいたい。
幼い頃、兄がすごくアニメやゲームを好きで、スレイヤーズ（ライトノベル）が家にありました。
「どうやって色を塗ったんだろう」と疑問に思っていました。
でも地元が田舎なので画材なんか売ってなかったんです。
だから学校で買った水彩絵の具でやってみてました。
美術部とイラスト部をかけもちで所属していたんですよ、高校時代。
どちらも文化祭で展示することになって、その時にイラストの方が反応がよかったんです。
それでイラストをやっていこうかな、と漠然と思いました。
イラスト系の専門学校に行きたかったんです。
ですが、親としては生活していけるかどうか分からないところに進学させるのは不安ですよね。
親から提示された条件をこなしながら、半年くらい泣きながら説得しました（笑）。
結局、専門学校に進学することができ、そこで学んだ事は今、すごく役に立っています。
オリジナルの創作をするときに、アート系でいくかイラスト系で行くか迷っていた時期がありました。その頃、大阪でポストカード展に出展しました。
そのとき、私だけ漫画のようなイラストで浮いていたんです。他の方は画家さんのような感じで。
その方たちに桜Exhibitionを教えていただきました。色んな人が出展しているよ、と。
そこで出展してみたのですが、UK選抜に選ばれて、それがすごく嬉しかったです。
「もうちょっとこっちの方に寄ってもやっていけるのかな」って。
私は身近な人にも自分の絵を見せないんです。目の前で絵を見られるのがすごく恥ずかしくて。
なので、反応がわからない（笑）。だからこそ、UK選抜の件はとても嬉しかったです。
即売会などに参加すると、周りに同じような趣味の人がいる。
それは楽しいですよね。
桜Exibitionのような大きい展示会で賞を取りたいという目標もありますし、
作家さんや画家さん等アナログで描いている方は、一回の線にすごく自信がある感じがします。
アナログでも何度もやり直せずに描けるくらいの力を付けたいなと思っています。
アナログのイラストを完成させるという意味ではなく、ぱっとそこで一枚描いてみて、といわれたとき完成度の高い絵を描きたいな、と。
あとは、雑誌の表紙を飾りたいな 🙂
編集あとがき
インタビュー実施月：2014年5月
ものごころついた頃から「大人になったら絵でご飯を食べていくんだ」と決意していた猫屋さん。
小学6年まで、おえかきせんせい（磁石でスクリーンに絵や字をかける玩具）で絵を描いていたそうです。それなら膝に抱えて誰にも見せずに描け、すぐ消せるから、とのこと。
Interview supported by:
Creator Profile
猫屋くりこ
女性
大阪府
サークル名：猫とビスケット
| HP | http://nekoya.onmitsu.jp/ |
| https://twitter.com/__nekoya__ | |
| https://www.facebook.com/NekoyaKuriko |
商業活動・展示等
2011年10月【ゲーム】株式会社DeNA「神々のエンブレム」原画（45点）ゲーム開始から終了まで関与
2012年4月～現在【ゲーム】某ソーシャルゲーム原画（14点）
2012年4月【ゲーム】某大手ソーシャルゲーム原画（2点）
2012年4月 【展示】桜 Exhibition2012 4/6～7/4 UK選抜通過イギリス
2012年8月 【展示】ARTs*LABoポスカ展13-自由が丘-8/3～ 8/14 13:00～19:00
2012年11月～現在【ゲーム】株式会社ドリコム「陰陽師～平安妖奇譚～」原画（25点）
2012年11月【ゲーム】 株式会社 C2 ソーシャルゲーム原画（2キャラ×3進化）
2013年4月 【展示】桜 Exhibition2013
2013年7月【番組表】FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ 7～9月分ラジオアート、「ラジオ通信」表紙
2013年9月【ゲーム】某大手ソーシャルゲーム原画
2013年11月【ゲーム】某大手ソーシャルゲーム
2013年12月【ゲーム】SNSゲーム 背景原画
2014年4月 【展示】桜 Exhibition2014水玉エントリーページ
2014年5月【ゲーム】某大手ソーシャルゲーム原画 他多数
Creators
