ショウ

〜誰にでもある「こころの世界」。気づいて…〜

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自分がいいと思ったものを紹介するつもりで絵を描いています。

私が知った、学んだ、有益だと思える考えを表現していたいんです。

知的好奇心を刺激できるか

知恵として価値があるか

それを気にしています。

見た人には「癒し」と「気付き」があるといいな。

大学では心理学を学んでいました。

勉強したことを消化する時に、絵柄として浮かぶことが多くて。

それをアウトプットとして絵にできたらいいな、面白いなって思いました。

私が描くものにはネガティブに見えるものもあります。

一見、ネガティブでもポジティブなストーリーを組んで、ポジティブな着地をしています。

抑圧された、醜い、汚い心理構造を自分自身で受け入れることで、その感情は癒されるんです。

その理論を学んだ時に感動して、他の人にも伝えたくなりました。

大学に入ってから水彩画を始めましたね。

ネットサーフィンをしていて水彩画に出会いました。

自分もこういう風に描いてみたいな、と。

最初は単純に「水彩画キレイ! 楽しい!」と思っていたんです。

自然に出る「滲み」が美しいです。

原画には作家さんの気持ちが乗ると思います。

知り合いの、感受性豊かなかたに「自分以外の誰かのために描いてるのが伝わってくる」と言われて驚きました。

そういう気持ちで描いていたので、それが伝わったことが嬉しかったです。

自分も絵を見る時に、「この人は何を思って描いたんだろう」というのを気にします。

それが原画だと伝わりやすいんです。

描く人と見る人がいて、初めて成立するんだって思います。

だから、誰かのために描く。

描いて公開する。

幸福も不幸もどちらもひとつの着地点でしかなくて、どちらを選ぶかという話。

不幸な人は不幸を選択している。

つまりは選択の問題なんだよ、ということを表現したいです。

見た人が上手く幸せを選択できるような絵を描きたい。

ARTs*LABoさんを知って、桜Exhibitionに出展するようになって、新しい世界が広がりました。

ポストカードにして販売する経験をして、自分の作品を販売するという手段に気付き

ARTs*LABoさんの作家さんを見て、自分も作家として生活していけるんだ

目指せるんだ、と考えるようになりました。

編集あとがき

インタビュー実施月:2014年5月

ショウさんの絵には見た瞬間にグッと引き寄せられる「強さ」があるけれども、絵の中の存在ひとつひとつに意味があり、物語が続いているような広がりを感じます。
あなたは何を感じ取りましたか?

Interview supported by:

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Creator Profile

ショウ

性別:女性

東京都

サークル名:La Fantaisie(ラファンタジー)

HP  http://lafantaisie.moo.jp/
twitter  https://twitter.com/La_fantaisie 
facebook https://www.facebook.com/syo.Artist
Tumblr http://la-fantaisie-syo.tumblr.com/

商業活動・展示等

2010年   公募展『桜Exhibition 2010・NY杯』12G.賞
2011年 3月 個展『aiter-アイテール-』Illustration commercial gallery 12G. 六本木
2014年 2月 個展『BESOIN』 ヴァニラ画廊 銀座




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