中学校に入ったら、ファンロードっていう投稿雑誌に投稿している人と友達になって、私もやってみてました。
一番描いた時期は大学進学時です。4人兄弟なので学費がたくさんかかることを見越して安いとこにいきたいな、とおもってました。
あと数学を受けずにいけるとこ(笑)当時、やりたい職業や夢とかなく、なんでもいいやみたいなこと言ってました。
何にもなりたくない、何にもしたくない。ひどい中ニ病ひきずってたのかも(笑)
実家から通える、学費が安い、数学受けなくてもいい等、消去法で大学(教育学部)を選びました。二次に絵の実技があるので、専門学校に一ヶ月程通って。
それまで全然基礎をやってなかったので、そこで矯正されました。相当よかったです。基礎って大事だなと思いました。漫画にしろイラストにしろ全てにいきてきます。
大学卒業後は印刷会社にデザイン系で就職しました。Illustratorの使い方もその時は知らず、会社で教えてもらって学びました。
激務で忙しく、ストレス発散でイラストを描き出しました。そしたら、デザフェスに出てる人が先輩にいて、出てみたら?と。
デザフェスではライブペイントもやりました。時間を決めてやる、等の工夫が見てくれる方を増やすにも大事だとおもいます。
ファイブミニッツペイントのような形で、5分で描き始めて描き終わる。これなら来場者の方も足を止めてくれやすいですよね。
描いている時間が長いと、話しかけてもらいにくいですしね。
個展をやろうと思っても、一週間借りて同じくらいお金かかります。それにDMの準備をして、在廊するために会社休んで、と負担も大きいです。
何人に見てもらえるかな、と計算したとき、二日間であれだけの人に見てもらえるイベントはなかなかないとおもいます。
好きって言ってくれる人が増えるのでとても嬉しいです!そして、発注してくださる方とももっと出会えればより嬉しいです(笑)
ご縁って大事ですよね。私は不思議とご縁に恵まれています。色んなところに顔を出しているからでしょうか。
外に出て人と会うことは、様々な観点からとても大事だとおもいます。
好きだったはずのことでも、ずっとそればかりやってると嫌になってしまいますし。
絵を描くのも好きですけど、デザインも好きです。モノをつくるのが好きです。
アートってなると、自分のなにかを発散して、自己満足ってとこありますよね?そういうのも好き。
商業ベースになると、クライアントさんが喜んでくれる、その先のお客様が喜んでくれる、ありき。そういうのも好き。
会社に所属せず個人で行うとしても、家の中でずっと仕事をするっていうより、
外に出て、眼から刺激を受けるのは大事だと思います。デザインでは特に。自分が古くなります。
何でもやらなきゃっとなると、、苦痛になると、、好きなことが嫌いになってしまいます。
デザインも一回そうでした。好きだったはずなのに。
好きなことを好きで居続ける為に、ある程度自分で線引きしていかないといけないですね。
インタビュー実施月:2014年4月
一言でいうと、明るくパワフル、元気を回りにくれるカミジョウさんでした。インタビュー中、何度も大笑いさせていただきました(笑)うっとりする絵ですよね。
記者は、よし、明日もがんばろう、っという気になりました!
商業活動:
ELECOMさま: WMC2014 ブースイラスト
芳文社さま:
超本当にあった(生)ここだけの話増刊
倫敦キャバ嬢裏話連載
アイシアさま:
カリカリタイプのキャットフード「猫の王国」のまんが
取材レポートまんが・挿絵