友風子

〜柔らかな風の舞う庭にて〜

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旅行が好きです。

写真をいっぱい撮って、何枚か絵を描きます。

初めて見た花、景色、かわいいデザインのお土産。

旅行先で神社を見つけたら必ず入ります。

少し前に鳥居をテーマに同人誌を作ったりもしました。

高校生になって、家でインターネットを良く使うようになりました。

それで、ネット上で描いたり、作品をアップしたりするようになって。

絵描きさんと交流を持って、友達もたくさんできました。

その友達に「水彩っぽいから水彩やってみたら」と言われたのが始まりです。

『SS~スモールエス』第1号

投稿用の雑誌ということで投稿してみたら、大きく1ページ載せて頂きました。

その後、季刊エスの編集長からイラストストーリーの依頼をいただきました。

これが初仕事です。

その頃、振袖や袴のカタログを見る機会が増えました。

それを参考に着物を描いていたら着物にハマっていきました。

次第に洋服とのミックスみたいに遊び始めて。

スモールエス第一号に投稿したイラストも、着物と洋服のミックスです。

今思えば、振袖の資料に出会ったのがターニングポイントでした。

着物の絵から反応が大きく増えたように思います。

エスの合宿に何度か参加しました。

憧れの人が目の前で絵を描いているのは、大きな刺激になりました。

同じ合宿に参加していた方に、「ポスカ展に出てみない?」と誘って頂きました。

それがARTs*LABoとの出会いでした。

意識しているのは「女の子が可愛くあること」。

目の意志が強い、と言っていただけることが多いです。

学生の頃、影響を受けた漫画家さんは、浅野りん先生、高尾滋先生です。

好きなイラストレーターさんは挙げきれないほどたくさんいます。

青い鳥文庫の『あやかしの鏡』シリーズの挿絵を担当していました。

第六巻が出るにあたって、ARTs*LABoさんのご協力のもと、個展を開きました。

作家先生や担当編集さんにもご協力をいただいて、トークショーも開催しました。

個展にご来場いただいた方から、「一緒に写真を撮って下さい」なんて初めて言われて、ビックリしました。

本の力は凄いなって思いました。

編集あとがき

インタビュー実施月:2014年6月

着物の絵から大きく反応が増えたと語ってくださった友風子さん。見ているだけで涼しくなってくるような、そんな季節や気温を感じさせる絵は友風子さん独特のものだと思います。どの絵にも魅き寄せられてしまいますね。

Interview supported by:

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Creator Profile

友風子(ゆうふうし)

性別:女性

東京都

サークル名:セミコロン

HP  http://www1.adachi.ne.jp/jerky/
twitter  https://twitter.com/yufushi 

商業活動:

・集英社_雑誌Cobalt「和風アリス喫茶」挿絵担当
・実業之日本社_月刊J-novel「彩菊」シリーズ(著・青柳碧人先生)挿絵
・光文社_「にんにん忍ふう」シリーズ(著・高橋由太先生)挿絵
・講談社_「あやかしの鏡」シリーズ(著・香谷美季先生)装画・挿絵
・アスキー・メディアワークス_「終わる世界のアルバム」(著・杉井光先生)装画・挿絵
・小学館クリエイティブ_「八月のプレイボール」(著・MICA先生)装画・挿絵
・ポプラ社_「いまはむかし」(著・安澄加奈先生)装画
・徳間書店_「楽園まで」(著・張間ミカ先生)装画・挿絵




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