ヒヅキA
〜いつかみた夢、君とつながる色彩〜
裏が白いチラシを母が集めてくれていて。二つ折りにし本みたいにして、描いていたことは覚えています。
小学校のクラスには絵を描く人が結構いました。外に出て遊ばず、昼休みになると描きっこしてました。
ちょうどセーラームーンが放送されていたので、真似して描いていました。レイちゃんが好きでした（笑）
中学校では美術部に入っていました。美術部とはいってもお絵描き部のような感じで、みんな好きなものを好きなように描いていました。
わたしは部活でファンタジー系の創作イラストを中心に描いていまして、合間合間にファンアートも、という感じでした。
中学のころが一番やる気があったかもしれません。時間もありましたし。周りのメンバーも同じように沢山描いていました。
部活は週三回だったのですが、足りないよねっていってどこかに集まって描いたり。
高校では軽音楽部に所属して、アルトサックスをやりました。小学校から社会人になるまでピアノも習っていましたので、高校時代は楽器を二つ触っていた形です。
当時一番時間を使っていたのは部活です。五時半くらいには部室を閉めなきゃいけないので、スタジオ借りてやろうっていうくらいのめり込んでました。
絵はときどき描いていました。自分のPCを持ったのも、タブレットを初めて使ったのも高校のころです、どちらもお下がりでしたけど。
周りのみんながホームページを作っていたので、私も作ってみてそこで絵を載せたりしていました。
高校から大学二、三年まではタブレットで描いていたのですが、中学で同じ美術部だった子が、
透明水彩絵の具を買ったよ、と言って、描いたものを見せてもらいました。
水彩は学校の教材の不透明水彩しか知らなかったので、こんなに綺麗な色がでるんだー、と驚きました。
自分もやってみよう、と小さいセットを買って、大学の図書室に合った技法の本を読んだりして勉強しました。
その頃は大学でも空き時間が増えてきたので、空き教室で描いたりしていました。
即売会等のイベント出展は社会人になってからです。
2009年の夏、大学の友達と一緒にデザインフェスタに出展しました。第30回ですね。
そのとき販売したのは、ポストカードが中心です。デザインフェスタはここ数年で一気に人気が出て、今出展は抽選制ですが、
当時はまだゆとりがありました。申し込み期日ギリギリに申し込んだからか配置が良くなかったのですが、ブースに来てくれる人がいて嬉しかったです。
それからデザフェスは春秋年2回ずっと出展しています。
初めて自分のイラスト集を作ったのは、コミティアに出た時ですね。コミティアは本がメインだから作ったほうがいいよ、と友達に言われて。
透明水彩のイラスト集です。やはり原画と比べると、スキャンするときに色が変わってしまうし、印刷してまた色が変わってしまいますよね。
描いているとき、「あぁ、終わったな、失敗した。。。」って思うときもあります。そういう時は、もう寝よ！って決めてます（笑）
一日寝かすと、寝る前よりにじみが良い感じになっている時があるんですよ。一晩待ってそれでもダメだったら、その作品は泣く泣く諦めます。
デジタルだと一発なのですが、アナログだと彩度の高い色は出すのは難しいです、だからこそ楽しいんですけれど。
今は自分が好きなように好きなものを描いていることが多いので、今後は人のためにも描いてみたいと思っています。
編集あとがき
インタビュー実施月：2014年5月
インタビュー当日原画も見せてもらったのですが、画像と原画では別物のように感じられる程、味わいが違ったそうです（by 記者）。
自分の気分が出て来る色に反映されてくるとおっしゃっていたヒヅキAさん。
直近の作品の色は淡い透きとおるような色ですね。
Interview supported by:
Creator Profile
hidzuki A(ヒヅキ)
性別：女性
東京都
サークル名：Chiryzmo(ちりつも)
| HP | http://chiryzmo.skr.jp/ |
| https://twitter.com/hi2ki_A | |
| https://www.facebook.com/hidzuki.Arts |
商業活動・展示 等
イベント・展示会
2014 デザインフェスタvol.39
2014 COMITIA108
2014 COMITIA107
2014 PICO*LABo.
2013 銀座モダンアート「冬のポストカード展」
仕事
2014 毬蹴門会様 ピアノジョイントコンサート フライヤーデザイン
2013 Cherry a la Mode Special!様 クリアファイルデザイン 等
Creators
