ナカムラアヤナ

〜発露する、内に秘めたオンナノコ〜

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幼いながらに商業に向けたイラストやデザインをやりたいと思っていて、美術に特化したクラスのある高校に進学しました。

でも高校2年生で中退したんです。

絵を描いてると先生に筆を取られて、上から直されるんですよ。

「こんなに楽しくなかったかな」と思うようになってしまって。

音楽が好きだったのでCDのジャケットを描くようなクリエイターになりたいなと思いつつ、そこからはお洋服屋さんで働いていました。 

そういうところでは変わった方との出会いがたくさんあって、今につながっています。

そこでデジタルで絵を描くという選択肢も教えてもらったんです。

独学でイラストのことを勉強しているうちに…

ひとりで出産しました。

相手の人に「俺はまだやりたいことがあるから生まないで欲しい」って言われて

でも、子供を生んで「誰かを犠牲にしなくても、やる気があれば何でも出来るんだ」って訴えたくてガムシャラに頑張りました。

最初の頃は「絶対、誰にも負けへん」って気持ちで描いてました。

日常生活の中で女の目線で見えたものを描こう、と。

失恋、やきもきしたり、マイナスな気持ち

女の子は一見かわいくても中身はわからへん、というのがテーマ。

去年くらいから自分の中で気持ちが大きく変わりました。

人に絵を「可愛いね」って言ってもらって嬉しい気持ち

同じ出版社さんから、またお仕事を依頼されてありがたい気持ち

そういった経験を通して、絵に向かう自分が明るくなりました。

自分でリサーチして売り込みに動いていた時期があったんです。

そうしたら児童出版社の方から連絡がきて。

娘も大きくなってきて、私の絵を「可愛い」って言ってくれるようになって、

小さい女の子に向いてるのかなって考えるようになりました。

この間、娘に「将来の夢って何」って聞かれたんですよ。

やっと自分の納得できるスタートに立てたと思っているところです。

ここからが正念場ですね。

出産と育児を経験して、こんなにも大変だったなら、他のことは何でもできるんじゃないかなと思っています。

編集あとがき

インタビュー実施月:2014年5月

波瀾万丈の人生ながら、おっとりとした京都弁で優しく包み込むように話すナカムラアヤナさん。
そのおおらかさ、柔らかさ、そして芯の強さが、イラストの少女たちにも影響を与えているのを感じます。

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